改造計画

 前々回書いた、私的一大プロジェクト・・・大仰ですが早い話がダイエット。

 いえ焦ってたんです、私の場合コロナのせいじゃなく、一年半かけて6キロ太って。

 愛兎の介護が終わった時、骨と皮みたいに痩せていた。病的だが気分よかった。思春期からずっとぽっちゃりで生きてきた私。永久凍土だった腰周りの肉が消える日が来るなんて。しかし反動とペットロスストレスゆえか、元々ご飯よりお八つラブ、特にチョコは毎日欠かさず食べていた甘い物好きに拍車がかかり、食べだしたら止まらず、いくら食べても満足できなくなった。

 体重増が嫌で我慢しようとするも度々歯止めが利かなくなった。板チョコを立て続けに5枚とか、金つば食べたらワッフルも欲しくなっていっそロールケーキも食べてしまえ、とか。後には壮絶な罪悪感と二日酔いのごとき膨満感。

 これ…糖質依存症になってる。夫がいる時は抑えられるのに、ひとりになると駄目。

 そこへ持ち上がった夫の長期出張話。

 どうなってしまうの私…おののいている所へ、ふと耳に留まったCMの「血糖値の上昇を抑える」というフレーズ。頻繁に聞くが、そもそも血糖値が上がるとどうなるの?

 調べてぎょっとした。肥満の原因じゃないか!

 初めて知った、血糖値、インスリン、脂肪蓄積のメカニズム(今更(汗。

 そこで浮上した糖質制限という食餌療法。やってみるか。夫の出発する10日前からゆるくスタート。

 結果、2週間で2.5キロ減。3週間で3.3キロ減。本日24日目3.6キロ減。

 意志の弱い、食い意地の張った私でも、肉、魚、豆腐、葉物野菜、キノコに海草、ナッツにチーズ・・・たっぷり食べられて苦にならない。甘いものが欲しい時はココアに0カロリーシュガーを好きなだけ入れて。そう、ココアOK。高カカオのチョコも口にできる。なのに、不思議なほどチョコレートや菓子のたぐいが欲しくならない。この糖質依存の沈静にホッとする。まるで薬物中毒の治療みたいに、体から過剰な糖質と欲求が抜けたよう。

 糖質制限の魅力は、早い段階に成果が得られることだと思う。目に見える数字の変化が嬉しく、停滞期の励みになる。

 夫の戻る頃には、私も一年半前に戻れそう。

 ・・・糖質制限についての概要を、次にまとめてみますので、もしご興味があれば。

♪ 近頃好きな某CM、コビトの草刈正雄さんが朝の枕元で『雨ニモマケズ』を朗読。

♪ 私も真似してみました(体サイズは元のまま) よろしければ全文どうぞ ♪

雨ニモマケズ - よろしゅうおあがり - Radiotalk(ラジオトーク)