年が改まって早や松の内も過ぎようとしています。
新年の挨拶がどうも芝居じみて感じられ、子どもの頃から苦手な私ですが、今年はそれだけでなく、元日に起こった能登地震を思うと「あけましておめでとう」とは言い難く、29年前に遭った阪神淡路大震災が思い出されます。
避難所や復旧しない電気水道で不自由なさっている方が一刻も早く暮らしを取り戻されますよう願っています。
唐突ですが、近頃私は時代に逆行するような考えに至っています。
答えは一つじゃない、様々な意見があっていい、とは以前から言われていましたし、特にここ数年は多様性を認めるべきと声高に叫ばれるようになっています。
が。
誰の目から見ても正しい答え、理想の正解、心地よい終着点は、実は、たった一つなんじゃないか、と思うのです。
事象ごとに状況は違い、移ろいにもバリエーションあれど、それぞれに相応しい答えは一つ・・・それを真理と呼ぶのでしょうか。
・・・あ、大風呂敷広げたみたくなりましたが、ただの私の言い訳かも^^;答えがいっぱいあってもいいと言われちゃうと、目指す先が一つじゃないと、迷って迷って進めないものですから。