五十なんてほんと鼻タレ小僧もいいとこ!

 呑気なハナシでごめんなさい(^▽^;

 家に居ることが多く、昼下がりの再放送ドラマをよく見てます、『相棒』とか。

 唐沢寿明さん主演『白い巨塔』が久々に放映されてて、今回しみじみ思ったことがありました。

 ・・・絶対的正義なんてないんだなぁ・・・です。

 どの立場から見るかで違ってくる。100%の悪人もいないし、完璧な善人もいない。

 財前教授は独善的ですが、高度な医療技術で癌などの病を克服したい、それを実現するための権力と名声が欲しかった。つまり欲望のスタートは、人の命を救いたいというもの。対する里美助教授は、患者に寄り添う心のケアに重点を見出し、信念を貫きますが、大学病院の圧力を跳ね返す力はありませんから、結局患者を救いきれない。

 

 そういえば、四十代になって『ガンダム』を見た時、夫と顔を見合わせたのは、

 ・・・シャアって、こんなに格好悪かったっけ??・・でした。

 ファーストガンダムを初めて見たのは中学生の頃でした。シャアと言えば、赤い彗星、クールでダントツ格好いいキャラだと覚えていましたが、社会人になって見ると、冷たいわ、部下を見殺しにするわ、裏切り者だわ、僻みっぽいわ、自分勝手だわ・・・ とことん情けない男でした。

 

 夫が近頃よく口にし、心掛けようとしているのが、

 ・・・正しいことこそ控えめに・・・です。

 正義は時に人を傷つける。身勝手でも素直さが受け入れられることもある。

 正義より愛、優しさのほうが重要。そんなことを近頃よく考えています。

 なかなか実行できないんですが(^▽^;