埃っぽい県道沿いでバスを降りる。私を乗せて来てくれたバスと、反対車線のダンプカーが走り去ると、向こうに広がる景色が変わっていて、少しの間だけ立ち尽くしてしまった。 あんなに青く天を向いていた稲穂たちが一面の黄金色に変わってしまって、たわわな…
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