こないだ、同級生の集まりがあったけど行かなかった。
なんで行かないのと夫に訊かれ、気が重くてと答えた。それにしてもなんで気が重いのか、仲のいい面々の集まりだったのに。理由を考えてみた。
五十を過ぎて近頃時間に余裕があるからだろう、よく若い頃を思い出す。そして恥じ入り、頭を抱えたくなる。
二十代や三十代の幾つかの場面で自分がやったあれやこれや。今ならあんな振る舞いや発言はしないのに、なんと未熟だったのか、と。
気付いてしまうとどうも顔を合わせにくい、ような・・・うん、たぶんこれだ。
ということは、だ。六十、七十になって今の自分を振り返ると、やっぱり未熟だったと恥ずかしくなるのだろう。
人は生涯成長を続けられる。それは喜ばしい良い点であると同時に、いつまで経っても失敗を繰り返し続けることでもあるのだなぁ。