滑舌を良くするために、まず必要なものは?
耳、 聞き分ける力です。
音読や早口言葉の練習は次のステップ。
ラ行が苦手、ナ行がダメ、サ行が弱い、等それぞれのウィークポイントがあったとしても、自分や他の人が発している音声の、それに気付かなくては、修正が出来ません。
まず気付く、そして気を付けて直していく。
ちなみに、滑舌の癖は、親や家族といった、自分が言葉を覚える過程で一番身近にいた人物の影響を受けていることがほとんどです。
つまり多くの場合、滑舌は親譲り。
こどもは親が発する言葉を真似て、喋り出す。
そのほかの要素として、口周りの構造も。
舌の形や長さ、歯並び、口の中の広さ、唇の形状、息のスピード。
あ、ここにも、遺伝の要素が含まれますね。
遺伝とは言いましたが、滑舌は訓練次第でまず直るものでもありますね。
一般的に、男性にラ行が苦手な人が多いそうです。これを知った時、私がラ行が苦手なのは、父子家庭で育ったからかしらと思ったものです。