いやきっと私達は強い筈

 ようやく雨も上がった3日目の今日になって氾濫した川があるとは。ニュースに目を耳を疑った。

  被害に遭われる方がこれ以上増えないことを強く願う。

 私の暮らす関西にも大雨が3日続いた。
 電車は止まり、高速道路も通行止め、裏山の土砂崩れに危機を感じながら家に降りこめられ、TVから伝えられる各地の被害状況に呆然と見入る。強弱を繰り返す雨音に応じて音量を上げたり下げたり。
 ふと思った。量の問題なのは承知の上で、しかし雨が降り続くことでこうも社会がフリーズ、いや破壊されてしまうものか。居座って動かない雨雲にこうもなすすべがないものか。ゲリラ豪雨や異常気象…人が招いた環境破壊や地球温暖化のせいだとか、そんなのは今、決壊しそうな崖や堤防を目の前に言うことじゃない、とにかく何とかできないのか。こんなにもろいものか。
 もし土砂災害に遭わずに生きていられたら、今年の秋はお米の値段が上がるだろう…命の危機の次によぎったものがこれなのだから、私の頭の混乱にも呆れた。
 一刻も早く、調和した日々、社会を取り戻せますように。