”日にち薬”って関西弁なの?

節目は節目、なのだなぁ。 先週、舅の一周忌を行なった。夫と私、叔父夫婦だけという小規模なものだったのに、ひと月も前からそわそわと落ち着かず、済ませて一段落した気になっている。 舅が暮らしていた家は一年間手つかずになっていた。台所のコンロ脇に…

さくら桜サクラsakura…

いよいよソメイヨシノも終わりだなぁ。 近所の桜並木。私は素直じゃなくて、つくづくあまのじゃくで、満開の頃に人や車でひしめいているのを見てわざとそっぽを向いて迂回したりした。そして今、静けさの中の葉桜を見上げている。 通りかかる私に、はらりは…

怖いのに顔が笑ってた

怖くて笑っちゃった。そんなこともあるのかと思った。 昨日は月に一度の通院日だった。約10年前にリウマチを発症し、足指の変形進行が特に酷くて、6年前に右、2年前に左の親指が人工関節に変わっている。今は月に一度の特殊な注射と、週一でステロイドの飲み…

自分の存在意義を問う

決してノロケなどではなく、ウシロメタくてこれを書いている。 バレンタインに私は市販のマカダミアチョコを買っただけ。珍しくも高くもない、けれど何度か買ったことがあり、夫が好むと分かっているもの。手作りは気を遣わせるし、チョコケーキとかだと、夫…

日を送る

なんということのない日々の中にも細々といろんなことが散りばめられている。 夫の父が昨年亡くなり、留守宅になっている夫の実家へ、今日は出掛けた。ガス警報器ピコピコの取り外しに立ち会う為に。 スクーターで20分の道中に抜ける、市の南北を貫く山中の…

悶々と、犬も食わないことを

今回は堪えた。それでついひと月ほど筆を握りかねていた。 一瞬にして天国から地獄。喧嘩してしまって、あれれとなる。あれれ。仲のいい夫婦のつもりだった自分を嘲笑う。 これまでだって全くなかった訳ではないし、自嘲をこめて喧嘩と言うが、私にとって、…

文字を持たない幼子は(続 幼児作品展より

気付いてハッとした、これは文字じゃないんだ!! ”ヤクルトをこぼした”という画中の『乳酸菌』は、単なる模様。これを描いた子は5歳だからまだ漢字を習う前だろう。見えたままの、酉へんも草かんむりも意味を持たない線としてそこにあるだけ。 漢字として…

考えるな感じろ、幼子のごとく

物事は対極の2面性をはらむという。ならば明るいほうを捉えたいものだ。 幼稚園に通う子ども達の作品展を見に出掛けた。昨年に続き2度目である。上手に描こうとか大人ウケを狙うといった邪念がまだない、2~5歳の子ども達の絵や工作がずらり数百点。 まず…

年賀状に人生を問われる

何を大仰な、と笑われそうだけれど… 人として生きるというのは、年賀状を誰に出す誰に出さないというような事を思い煩うことではないかしら…… いえ、クヨクヨ加減は人により程度の差があると思うのですが ^^; 昨年11月、喪中欠礼ハガキを書く際に迷って出…

願いは同じ

喪中だからとお正月らしいことのないまま年を跨いだが、ここいらは静かな住宅地であるせいか、元旦の朝はきりりと引き締まった空気に満ちていた。 夫と家で録画したTV番組を見て過ごしたお正月休み、出掛けたのは、大晦日のお墓参りと、3日のお昼の回転寿司…

5つの願い、それは欲望でもあって

灯油は重い。18ℓポリタンクをスクーターに乗せて買いに行くのも厄介だから、巡回販売車でお世話になっている。 毎週月曜の正午頃だ。雪やこんこのメロディが聞こえてくると玄関へ走る。あらかじめ出しておいたブルーのポリタンクを見て、うちの前に販売車が…

50歳から生き直す心と体

今年もあと1週間で終わり Σ(・ω・ノ)ノ! もう驚くばかり。だが、だ。大晦日へ向かって怒涛のスパートがかかっているのを感じながらも、私はのん気になってしまっている。今月50歳の誕生日を迎えた、つまり半世紀を生きた今年という年に、私は物心ついてから初…

脳内出血、その後

例えば腹が立った時、その怒りが90秒を超えても収まらないのは、自分が怒ったままでいたいだけ…。 脳出血で損傷を受けた左脳の回復を、彼女はむしろ躊躇した。 30代で脳卒中を起こした女性脳科学者が自らの体験を綴った『奇跡の脳』。 左脳が高度な認知力…

脳内出血、その時

脳内で出血が起こった時、どんな状態になるか。 この秋、興味深い本に出会った。『奇跡の脳』、30代で脳卒中を起こした女性脳科学者が、自らの体験を綴ったもの。 著者はある朝目覚め、激しい頭痛を覚える。体の動きがぎこちない。心と体が切り離されていく…

またひとつ、さよならを言って

何年前になるでしょうか、懐かしのCM、”ブラウン・モーニングリポート”。 朝出勤するサラリーマンを呼び止めて、シェーバーを差し出す。「家で髭をしっかり剃ってきたところだから剃れないですよ」と言うサラリーマンにとにかく試してもらう。その外刃を外し…

違うだろハロウィン

俺は仏教徒だから関係ねえよ、なんて声も小さくなって、クリスマス、バレンタイン辺りはもう日本に定着した感がある。 すると今度は、ハロウィン。なんだそれと思ってるうちに、年を追って仮装人口が増え、一大イベントになっている。 が、私には未だによく…

気付けば同じことを

時々自分の振舞いが父に似ていることに気付いて苦笑いすることがある。 2歳年下の弟とは仲が悪くて思春期頃には口も利かないくらいだった。それが大人になると憑き物が落ちたみたいにわだかまりが消えて、しかし照れくさいから言葉少なな付き合いである。だ…

思い出ゴハン、ってやつ(下

車は修理に持ちこんだディーラーさんの奨めで、エンジン音が良いという理由で後から買った方を残し、見つかった方は手放した。そして私達が住むのはテントでもいいからとシャッター付きガレージを探し、今の家に落ち着いた。 お袋の葬式の寿司、これは17年前…

思い出ゴハン、ってやつ(上

夫婦で出掛けて用を済ませ、帰宅してすぐ食べられるようにとお弁当屋さんに寄った。お店一番人気のチキンカツは売り切れていたので別のものを買って帰った。 テーブルにお弁当を並べながら未練たらしい私。「チキンカツ、食べたかったねぇ」 この店のお弁当…

廻る、廻る、

季節はちゃんと進んでいくのだなぁ、地球規模の気候変動があると言われていても、日本では夏から秋へと移ろう。 ひと月ほど考え事を巡らせている間にも、たゆまぬ自然の営みが行われていた。彼岸花が咲き、萩の花が揺れ、金木犀が匂い、柿が実り、桜が葉を落…

<私の浄心行-Ⅹ>

<只今セルフ心理療法中です、読むと重たいと思うので遠慮なくスルーして下さいね> 大学を出ておいてよかった。予想通りだった。 幼い頃から成績のことを厳しく言われ、大学まで行くものだと思って育ったが、高校3年のある日、私は問うた。「ねえお父さん、…

<私の浄心行-9>

<只今セルフ心理療法中です、読むと重たいと思うので遠慮なくスルーして下さいね> 今が幸せなのだから、本来、意識の底で眠らせておけばよい負の記憶。掘り起こすのにもエネルギーが要ると思い知る。書いていて重い。しかし囚われている以上、私には必要な…

<私の浄心行-8>

<只今セルフ心理療法中です、読むと重たいと思うので遠慮なくスルーして下さいね> 職を転々とした父。2、3か月勤めた会社にある日行かなくなる。大抵は人間関係が煩わしくなって辞めてしまう。すると中途半端乍ら何日か分の給料が発生する。もう関わりたく…

<私の浄心行-7>

<只今セルフ心理療法中です、読むと重たいと思うので遠慮なくスルーして下さいね> 夫は、学生時代ずっと留守中に無断で自室に入られ、勝手に物を捨てられ、それを問うと白を切られ、怒ると「買ってやったのは親だ」と逆ギレされた親に、特別反抗するでもな…

<私の浄心行-6>

<只今セルフ心理療法中です、読むと重たいと思うので遠慮なくスルーして下さいね> ずっと迷いながら書いている。子供の頃の辛い出来事なんて公開してどうする? 読んだ人だって気が重くなるか好奇心を抱くか、いずれにせよ良い気持ちにはならない。お付き…

<私の浄心行-5>

<只今セルフ心理療法中です、読むと重たいと思うので遠慮なくスルーして下さいね> ようやく迎えた結婚式の日、高砂席で私はずっと笑っていた。 披露宴の後に二次会の予定はなかったが、夫の同期7人と居酒屋さんで入社当時の思い出話で大いに盛り上がり、店…

<私の浄心行-4>

<只今セルフ心理療法中です、読むと重たいと思うので遠慮なくスルーして下さいね> 50歳も目前の今頃になって、男手一つで育ててくれた父への恨み言を綴ることを、我ながら可笑しいと思う。けれど今だからこそ言葉に出来るようになったのだ。それほどに私と…

<私の浄心行-3>

<只今セルフ心理療法中です、読むと重たいと思うので遠慮なくスルーして下さいね> 子どもの頃の私は父を神様のように凄い人だと思っていた。 器用で、大工仕事、家電修理は勿論、料理、洋裁、編み物までこなした。動物に詳しく、巣から落ちた雛鳥に手製の…

<私の浄心行-2>

<これは私の内面の断捨離、勝手な心情吐露です、遠慮なくスルーして下さいね> 私が小学校へ入学する3か月前に母が亡くなり、父子家庭となった。 父自身、両親が不仲で祖父母に育てられ、故郷を飛び出すように離れた為、幼子を面倒見てくれる親戚は身近にい…

<私の浄心行-1>

<これは私の内面の断捨離、勝手な心情吐露です、スルーして下さいね> 父が亡くなって1年が経った。 葬儀で弟が父の亡骸にありがとうと言った時、その言葉を、私は自分がまだ父へ掛けていないことに気付いた。出棺前の最期のお別れの場面である。急いで掛け…